日高真由

いったいどれぐらいの時間、MAYUは意識を失っていたのだろうか。（あれ？私どうしたんだっけ…。口を塞がれて変な匂いを嗅がされて、その前は…如何わしい男たちに取り囲まれ…あぁ！）全てを思い出した瞬間、不審者たちの何本もの手に彼女の身体は撫で回されていた。身体をよじろうとすると、胸元を縛りつけている荒縄が食い込む。「あっ！？熱っ、熱い〜いぃ！」トロトロに溶けた蝋燭の滴が、胸元に降り注ぐ。「ほ〜ら、お次はこの可憐なワレメに垂らしちゃおっかな〜ぁ」「やっやめ…やめて、お願い、何でも言うこと聞くから…」